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東経連ビジネスセンターとTHVPは、東北地域におけるイノベーション・エコシステムの構築に向けた協力協定を締結しました

 令和元年7月30日(火)、東北経済連合会本部事務局にて、東経連ビジネスセンター(本部事務所:宮城県仙台市、会長:向田 吉広、以下「東経連BC」)と東北大学ベンチャーパートナーズ(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:𠮷村 洋、以下「THVP」)の協力協定締結の調印式を行いました。

 東経連BCは、東北地域の大きな課題である「人口減少・少子高齢化」や付加価値生産性が低いという「産業構造の問題」の解決に向けて、東経連新ビジョン2030「わきたつ東北」の戦略の一つである「稼ぐ力を高める」の実現に向け活動しています。同戦略のなかでは「新技術・ビジネスに挑戦する地場産業の成長促進」を掲げており、大学や研究機関等との連携促進による域内企業の新規事業創出の支援にも取り組んでいます。

 THVPは、国立大学法人東北大学の100%子会社として2015年2月23日に設立されて以来、東北大学の研究成果に基づく優れた技術を、大学発ベンチャーの設立・投資・育成活動を通じて事業化し、新産業を創出することによりイノベーションを起動させることを経営理念とし、地域産業の活性化、東日本大震災後の東北地域の復興と経済振興、雇用の拡大に取り組んでまいりました。

 本協定を通じて両組織は、東北の大学発ベンチャーの成長を一層促し、東北地域をより付加価値が高く、自立的で強固な産業構造に転換していくために、イノベーション・エコシステム(※)の構築に向け相互に連携して取り組んでまいります。

(※)大学発ベンチャーの創出・支援や地域企業の持続的成長への支援を通して、東北地方や周辺地域、経済圏が強み、資源を活用しながら相互にイノベーションを創出し、自律的に、持続的な成長を続けていく仕組み。

 


協力協定締結後の吉村社長(左)と向田会長(右)


記者会見の様子①


記者会見の様子②

■参考
【THVP】2019年7月30日プレスリリース