投資対象

01 東北大学・東北周辺等対象地域の国立大学の研究成果を活用しようとする事業者

  • 東北大学・東北周辺等対象地域の国立大学における研究成果を活用しようとする国内外の事業主体のうち、飛躍的な成長が見込まれると判断した株式会社で、以下のいずれかに相当するもの:① 単独創業VB、② 共同研究企業とのJV、③ 民間との共同出資による既存ベンチャー企業
  • 出資は、有価証券等(普通株式、種類株式、または新株予約権付社債(無担保))を原則とします

02 知財の確保がされていること

  • 事業保護に有効な知的財産が確保されていること(市場競争力の源泉たる基本特許、ソフトウエア(著作権)、または有効なノウハウ等)
  • 出資先企業が、大学および共同研究企業から必要な知財権の譲渡、もしくは専用実施権を得ていること

03 商業化の道筋が見えていること

  • 創業時出資は、技術レベルがプロトタイプ 検証済みを原則とします
  • BtoB事業においては、プロトタイプの顧客評価が既に得られており、顧客の購入見込みが十分推定出来ることとします
  • ここで言うプロトタイプとは、製品の根幹機能が動作することを確認出来る試作品
    (商用製品としての最終の完成度、品質は要求しない)

04 東北地域の創造的復興と経済振興、雇用の拡大に寄与すること

  • 東北地方に、本社、工場、事務所が存在する、もしくは、将来設置する意向があることが、出資時点で望まれます

05 新産業創出とイノベーションに繋がること

  • 保有技術、ビジネスモデル、市場で圧倒的競争優位性を確保可能と当社が判断した事業化案件
  • 「圧倒的競争優位」とは(1)新市場の創出、(2)既存製品を凌駕する圧倒的性能、品質、技術競争力、または(3)十分な価格競争力を持つこと
  • 想定する市場は原則として、十分な事業成長が見込める規模であること
  • 投資先は(1)IPOが期待できる、または(2)出資額を十分上回るM&A金額で回収できること