東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役社長：樋口 哲郎、以下「THVP」）を無限責任組合員とするTHVP-2号投資事業有限責任組合は、SEQSENSE株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：中村 壮一郎、以下「SEQSENSE」）に対して投資を実行しました。なお本件は、川崎重工業株式会社、東京センチュリー株式会社、株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル、東海東京インベストメント株式会社、テイケイ株式会社、八十二インベストメント株式会社、七十七キャピタル株式会社、株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー、JMTCキャピタル合同会社、及びその他投資家７社との協調出資となります。
SEQSENSEは自律移動型ロボット及びその関連製品の開発を行うスタートアップです。深刻化する働き手不足の解決策として、自律移動型ロボットの開発・製造・サービス提供を行っており、日本全国で約40台のロボットが警備現場で実稼働しています。
SEQSENSEが開発・展開する自律移動型ロボットは、明治大学３D-LiDAR技術を活用したセンサシステム、東北大学および筑波大学の自律移動ロボット技術を活用した高度な経路計画システムが搭載されております。これにより、施設警備における巡回業務など肉体的負荷の大きな業務を人手に代わって実施することが可能となり、生産年齢人口の減少という社会課題の解決に貢献することが期待されております。
今般THVPは、警備ロボット事業の更なる拡大や屋内配送ロボットの事業化を目的とした本資金調達に、上述の通り複数の民間企業等と協調で参画いたしました。
THVPは、今後も国立大学発の革新的技術の社会実装に向けて、大学発スタートアップに対する積極的な支援を進めて参ります。
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