東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:吉村 洋)を無限責任組合員とするTHVP-2号投資事業有限責任組合(以下、「THVP-2号ファンド」)は、2020年11月20日に株式会社ハプロファーマ(本社:宮城県仙台市、代表取締役:大滝 義博)へ200百万円の投資を実行いたしました。
同社は、基盤技術であるEG法(*注)を用いた新規バイオマーカー探索技術の開発・提供をおこなうベンチャー企業で、保有するゲノム解析技術を応用し、ゲノム情報や遺伝子情報に基づいた創薬に関する技術開発に取り組んでいます。
同社は東北メディカル・メガバンク機構が保有するサンプルのゲノム配列決定を推進する計画ですが、更なるゲノム解析データの蓄積し、将来的には民間企業からのゲノム解析業務の受託も展望しています。THVP-2号ファンドは同社の事業化を加速させるべく、その支援を行ってまいります。
(*注)
ハプロファーマの基盤技術。
遺伝子応答に関わるSNP(Single Nucleotide Polymorphism…一塩基多型、個人間の遺伝情報のわずかな差異の意)を網羅的に抽出する技術。従来の解析技術とは異なり、少ないサンプル数で高感度、高効率でバイオマーカーSNPを探索可能。