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株式会社PiezoStudioへの追加投資実行について

東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:樋口 哲郎、以下「THVP」)を無限責任組合員とするTHVP-1号投資事業有限責任組合は、株式会社Piezo Studio(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:木村悟利 、以下「Piezo Studio」)に対して追加投資を実行しました。THVPPiezo Studioに対して2017年に初回投資を実行後、継続して支援を行っており、今回で4回目の投資実行となります。

Piezo Studioは、東北大学金属材料研究所・未来科学技術共同研究センター吉川彰教授等の研究成果を基に様々な電子機器の必須部品であるタイミングデバイスを開発しています。
2024年11月には、高エネルギー加速器研究機構の宮原正也准教授との共同研究により、LVDS差動出力156MHz水晶発振器において、世界最小※1の位相ジッタ16.6 fs※2性能をもつ超低位相ジッタ水晶発振ICを開発しました。近年の通信容量の増大・高速化により、データセンター/AIデータセンターの基準クロックである水晶発振器には、更なる低位相ジッタ性能が求められています。特に近年、生成AIツールの爆発的な普及により、AI市場は加速度的な成長が予想されており※3 、低位相ジッタの水晶発振器市場は今後も増加が見込まれます。THVPは、Piezo Studioが電子部品メーカーやICメーカーとの協業により事業展開がなされることを期待し、この度の追加投資を実行いたしました。

THVPは今後も、Piezo Studioが、革新的な技術やビジネスモデルで、世界に新しい価値を提供するスタートアップとして成長発展していくよう支援を行ってまいります。

1  2024年10月時点 Piezo Studio 調べ
オフセット周波数 12kHz~20MHz における位相ジッタ
総務省「令和6年版 情報通信白書」 第9AIの動向

【お問い合わせ先】

東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
マテリアル・イノベーション・センター405号室
TEL:022-224-5861 E-mail:info@thvp.co.jp

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