東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:吉村 洋)を無限責任組合員とするTHVP-1号投資事業有限責任組合は、2020年8月28日にBlue Practice株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 宏治)へ80百万円の投資を実行いたしました。
近年、カテーテル治療の件数増加に伴い、より有効な質の高いカテーテル治療トレーニングへのニーズが存在するものの、質的及び定量的検証が出来ていないといった課題がありました。
同社は、東北大学 流体科学研究所 太田教授のPVAハイドロゲル材料を使った血管モデル、同大学大学院 医工学研究科 芳賀教授のセンサー技術の研究成果をもとに、本物の血管の質感を再現し、トレーニングにおいて、客観的な手技の定量的評価を可能とする革新的なカテーテル治療トレーニングシステムの開発を行っており、医療トレーニングシステムの社会実装と医療実践技術の向上への貢献を目指すベンチャー企業です。
同システムは、既に関連医療学会、民間企業等から引き合いが多数あり、今後さらに関係する医療学会、医療機器業界等への事業拡大が十分望め、より一層質の高い医療及び医療人材の提供につながるものと期待されております。
THVP-1号ファンドでは、同社の事業化を加速させるべく、同社への出資とあわせて支援を行ってまいります。