東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:吉村洋)を無限責任組合員とするTHVP-1号投資事業有限責任組合は、平成30年7月31日にクリングルファーマ株式会社(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:安達喜一)へ200百万円の投資を実行いたしました。
クリングルファーマ株式会社は、HGF(肝細胞増殖因子。以下、HGF)医薬品の事業化を目指す大阪大学発創薬ベンチャー企業ですが、2008年よりHGFを用いたALS(筋萎縮性側索硬化症。以下、ALS)治療法開発に取り組んできた東北大学医学系研究科 青木正志教授と共同研究を行っています。青木教授は、2016年より「ALSを対象としたHGFの第II相試験(医師主導治験)」を、同社や大阪大学と提携して進めています。
同社は、HGF医薬品を介して、ALSや脊髄損傷など根本的治療方法のない難病に苦しむ世界中の患者を救済する、新しい治療法の確立を目指しています。